IMFでは技術支援と研修を提供しています。この業務は能力開発として知られ、中核機能の一翼に位置付けられています。能力開発はIMF年間支出額の3分の1近くを占めており、要請があればどの加盟国も活用できる、各国特有のニーズに合わせて実施される活動です。能力開発は税収の改善、公共財政の強化、金融・為替政策の現代化、法制度の整備、ガバナンスの強化に取り組む加盟国を支援します。また、各国がデータを収集・公表し、意思決定に活用することにも寄与しています。
IMFの加盟国に対する最善の条件での融資(非譲許的融資)―その財源は、加盟国のクォータ(出資割当額)を中心に、加盟国から調達します。多国間、もしくは二国間の取極めは、クォータの資金を補完することができ、危機の際に加盟国を支援する重要な役割を果たします。
IMF クォータ
特別引出権(SDR)
金とIMF