25周年を迎えて: 地域の経済協力の強化へ向けて

2022年7月20日 東京

2022年は、東京にあるIMFアジア太平洋地域事務所(OAP)の開設25周年にあたります。1997年12月の開設以来、同事務所は政策対話、能力開発、アウトリーチ活動を通じて、この豊かで多様な地域に持続可能な成長をもたらすための地域協力を支援してきました。

設立25周年を記念し、同事務所は、鈴木俊一財務大臣及びクリスタリナ・ゲオルギエバIMF専務理事の臨席のもと、経済政策の優先課題と国際的な経済協力に関するイベントを開催しました。両氏の挨拶に続き、ハイレベルの政策担当者や政策担当経験者らがパネルディスカッションを行い、過去25年間のアジア太平洋地域の経済発展からの教訓を振り返り、地域経済の現状と将来の展望について討議を行うとともに、地域経済のレジリエンスと持続可能性を高めるための政策上の優先課題を紐解きました。

このイベントは招待制でした。

アジェンダ

 Time  Program
10:00-10:05 am
日本時間

開会挨拶:鷲見 周久 IMFアジア太平洋地域事務所長

10:05-10:10 am

スピーチ鈴木 俊一 財務大臣

10:10-10:20 am  スピーチ :クリスタリナ・ゲオルギエバ IMF専務理事
10:20-11:40 am

パネルディスカッション
パネリストは25年にわたる地域協力の歴史を振り返り、現在の経済発展や政策の優先課題について議論します。

モデレーター:
吉野 直行  慶應義塾大学名誉教授、アジア開発銀行研究所前所長

パネリスト:
神田 眞人 財務官

タリサ・ワタナゲス 元タイ中央銀行総裁

加藤 隆俊 IMF副専務理事、元財務官

クリシュナ・スリニバーサン IMFアジア太平洋局長

11:40-11:55 am  質疑応答
11:55-12:00 pm  閉会挨拶

略歴

冒頭挨拶  

鈴木 俊一
財務大臣
略歴

IMF Managing Director Kristalina Georgievaクリスタリナ・ゲオルギエバ
IMF専務理事
略歴

Chikahisa Sumi, Director, Regional Office for Asia and the Pacific, IMF鷲見 周久
IMFアジア太平洋地域事務所長
略歴

 
モデレーター  

Naoyuki Yoshino, Professor Emeritus at Keio University, and former Dean of the Asian Development Bank Institute吉野 直行
慶應義塾大学名誉教授、アジア開発銀行研究所前所長
略歴


パネリスト  

Masato Kanda 神田 眞人
財務官
略歴

Tarisa Watanagaseタリサ・ワタナゲス
元タイ中央銀行総裁
略歴

Takatoshi Kato, Senior Adviser to the President, Japan Center for International Finance(JCIF)加藤 隆俊
元IMF副専務理事、元財務官
略歴

Krishna Srinivasanクリシュナ・スリニバーサン
IMFアジア太平洋局長
略歴