IMF専務理事と世界銀行総裁の共同声明

2020年3月2日

「国際通貨基金(IMF)と世界銀行グループは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による人的被害と経済的な課題に加盟国が対処できるよう支援態勢を整えています。私たちは国際機関や各国政府当局に積極的に関与しており、医療制度の整備が最も進んでおらず、人々が最も脆弱な立場に置かれている貧しい国々に特別な注意を払っています。

 

緊急融資、政策助言、技術支援など、利用可能な施策を余すところなく活用していきます。特に、私たちは迅速に融資を提供する制度を備えており、こうした制度は全体として、各国が様々なニーズに対応する上での支援を可能にしています。各国における健康監視と公衆衛生対応の制度を強化することが、今回また将来の大規模な流行の拡大を防ぐ上で非常に重要です。

 

新型コロナウイルスが健康や経済にもたらす影響に対処するためには国際協力が不可欠です。IMFと世界銀行グループは、加盟国の人々が私たちに期待する支援を提供できるよう全力を尽くします」

 

クリスタリナ・ゲオルギエバ、デイビッド・マルパス


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