アベベ・アムロ・セラシ

アフリカ局

アベベ・アムロ・セラシは国際通貨基金(IMF)アフリカ局長。2016年就任。同職では、IMFの業務の3つの主要分野である政策助言、融資活動、技術支援の全般にわたって、サブサハラの45か国との業務や関与を統括している。また、戦略的パートナーシップの構築や、地域全般の政策当局幹部や各種機関との対話といった職務も担う。

現職以前は、IMFでの22年の多岐にわたるキャリアの中で幅広い経験を培ってきた。過去には、アフリカ局副局長、ポルトガルや南アフリカへの訪問団長、アフリカ局地域研究課長、IMFのウガンダ上級常駐代表など、さまざまな上級職を歴任。 キャリア初期には、IMFがトルコ、タイ、ルーマニア、エストニアと実施した融資プログラムに携わったほか、政策、運用評価、経済研究などの業務にも深く関わった。

ロンドンのエコノミスト・インテリジェンス・ユニット勤務や、エチオピア政府勤務を経て、1994年にIMFでの勤務を開始。

エチオピア国籍。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士課程修了。

最終更新日:2020年8月26日