ジハド・アズール
中東・中央アジア局長
ジハド・アズールは国際通貨基金(IMF)中東・中央アジア局長。IMFの中東、北アフリカ、中央アジア、コーカサス諸国業務を統括している。
2005年から2008年にかけてレバノンの財務大臣を務めていた際、同国の税制・関税制度の近代化を含む重要改革の実施を調整した。財務大臣就任以前と以降は、マッキンゼーやブーズ・アンド・カンパニーで勤務しバイス・プレジデントやシニア・エグゼクティブ・アドバイザーを務めるなど、民間部門での役職を歴任している。2017年3月にIMFでの勤務を開始する前には投資会社インベンティズ・パートナーズでマネージング・パートナーを務めた。
パリ政治学院で国際金融の博士号と国際経済・金融のポスト・グラデュエート学位を取得。また、ハーバード大学では博士研究員として新興市場国とそのグローバル経済への統合に関して研究した。経済・金融に関する複数の書籍・論文を執筆しており、また、幅広く教鞭を執っている。
最終更新日:2017年9月19日